恐怖の保護者面談@インター校

インター校

海外で仕事をしている割には実は英語が得意ではない情けない私は、保護者面談はちょっとドキドキの時間です。

先生によっては全然理解不可能

子供たちはこれまでイギリス系の学校ばかり3校に行っていたので、先生のほとんどはイギリス系、その中に混じって他の国の先生がちらほらという感じでした。保護者面談は各科目ごとの先生と、となるので子供が3人も同じ学校に行っていると保護者面談では下手すると20人くらいに会わねばならないこともありました。ところがです。別にアイルランド出身とか言うわけでもなくても、時々言ってることが全然理解できない先生がいるのです。ひどいときには子供の名前以外すべてわからない、ということもあり仕方なく子供に通訳してもらう、または夫に任せて座っている、ということで切り抜けてきました。

コロナでオンライン保護者会

コロナのせいでオンライン授業をするようになって保護者面談もオンラインになりました。言ってることが理解できない先生の言うことはさらにさらにわからなくなりました。。。子供に通訳してもらう私はかなり情けないです。子どもは、あの先生はグラスゴー弁、この先生はちょっとアメリカっぽい、とかいいますが私にはぜーんぜんわかりません。しかしスペイン語を教えているスペイン人やフランス語のフランス人の英語はたいていすごくわかりやすいので、やはり第二言語として英語を話す人であればわかるようです。まあ、仕事だって英語を第二言語とする人々としているのですから、それもわからなければ仕事になりませんが。。。

保護者面談は今までの経験では対面でもオンラインでも基本は一教科5分で、それを学校に行って物理的に会う場合には講堂にいる多くの先生の中から、子供の科目の先生を選んで会って話す、というスタイルでオンラインの場合はそれをそのままオンラインで行っています。感心したのは、子供の名前と希望日時を入力するだけで担当の先生方とのオンライン面談が自動的にスケジュールされてそれに従うだけでよい、というシステムになっていたことです。10年前は大体の時間帯を指定されて、列に並んで待って会う感じで、その数年後はオンラインで先生の空きコマを埋めて予約できるようになり、現在は完全自動生成で予約ができるようになったのです、すごい。テクノロジーすごいです。

とはいえ、5分単位できっちりと区切られており、話途中であろうが何であろうがバシッと終了し、1分間の休憩をはさんで次の先生とご対面となるので、それなりの準備をして挑みます。まずすぐに挨拶できるように先生の名前をノートに書いておき、特に聞きたい質問に関してはあらかじめ書き記し、子供のそれぞれの先生に対する感想やどのような先生かも聞き取っておきます(いつもろくろく聞いてないので、この面談前に集中聞き取りするところが情けないですが)。特に子供がほめた先生に関しては、それを素直に伝えてあげると先生はとても喜ぶし、何なら苦手な個所を特別に個別指導してくれたりということもあります(笑)。たいていの先生はいろいろ話してきますが、何か質問はありますか、と言ってくる人もるので、特になくても何かしら質問を用意しておいて、きちんとその科目に注目しているという風に装います(実はもうY11ともなると、どの科目もさっぱりわからないし理解する努力もしません)。共通に聞ける質問を2-3個用意しておくと、まあなんとか5分は無事に過ぎていく感じです。。。

先生方との攻防

ここからは保護者面談とは少し話が違いますが、学校とのやり取りについて少し書きます。お高いインターとはいえ、先生にはいい方もいれば、まあはっきり言ってろくでもない人もいます。日本の公立と大きく違うところは先生ひとりひとりの公式Eメールアドレスが生徒や親に公に共有されているところで、親も生徒も質問を直接先生にできるようになっています。たいていの先生は質問やリクエストにかなり早く答えてくれますし、急ぎであれば週末でも対応してくれ、子供の教科に関する質問に日曜日に回答してくれる人もあります。

しかし、重要な事柄でありながらも全く返事をくれない場合があります。その場合は、学年リーダーの先生に相談すれば解決することが多いし、そもそもが学年リーダー以上の人への相談などの場合は、学校の代表格の先生をCCに入れておいてメールを書くときちんと対応してもらえることがあります。子供が3人いてそれぞれがセカンダリースクールになると、相談事も多くなり反応の違いもよくわかり、関係を悪くしないよう意思を通すための攻防もいろいろと学ぶことになりました。

最近では、来年IGCSE を迎える次男が、スペイン語の学習時間が短かったためやはり試験は受けないことにして他の教科に集中したいというので、担当の先生に相談しました。ところが本人には聞き取りがあったものの対応策は全く示されないので困っていました。文句を言いたいのをこらえて3週間たったところで学年リーダーの先生にメールしました。次の日には対応策が相談され無事に解決したのですが、高い学費払ってこれか、と言いたいところを学年リーダーのように他の先生もすぐに対応してくれるようになればどんなに良いでしょう、、、、にとどめておきました。。。。

先生方はやはりうるさくいろいろ言ってくる親にはいろいろ対応していますが、おとなしい親は置き去りにされることもあるのかな、と思います。保護者会でも、まあ言ってしまえばインド系やアラブ系などかなりアグレッシブに発言する人が多いですが、アジア系はおとなしい傾向にあります。いろいろむかつくことも多いのですが、子供のために粘り強く解決策を探っていく方法を身につけるべく、親も学習、模索中です。かといって直接会うと何言ってるかよくわからない先生もいて。。。大変です。。。。

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