ジャカルタのインターナショナルスクールに在籍する次男の学校通学が今週から再開されました。クラスの半分の人数までしか入れないとのことで、スクールバスはまだ運行されずまたタクシー通学(なんと片道50分)です。
ハイブリッドで授業開始
次男は11年生、ジャカルタ郊外のイギリス系の学校に行っています。夏休み中は感染状況から、10月まではオンラインで続けますと連絡があったのですが、9月に入って状況が急激に改善されたことから急遽通学を部分的に開始しました。そうは言っても10月と連絡があったために一時帰国から帰ってきてない人も多く、息子のクラスでは通学希望者がちょうど半分くらいだったとのことで、毎日行くことができるようになりました。希望者が多い学年は、週の半分はオンラインで日々交互に行くようなかたちにしているらしいです。親も先生も大変です。先生の中にも帰ってこれてない人がいて、生徒は学校にいるのに先生は画面を通して教えるという笑えない状況での授業も行われています。
世界中からつながるオンライン授業
この学校はかなり規模の大きな学校なので、本当に世界中から生徒が来ており、オンラインの授業はまさに世界からつなげられて実施されています。体育も何やらアプリをつかっておこなわれていて、モニターされてるからサボれないんだーと嘆きながら家で体操やらしていて笑えました。コロナで大変なことになってしまいましたが、今だからこそこのような授業形態が実現するし、先生方も学校もいろいろオンライン授業を工夫して実施し、生徒の進学率などもよく保たれているようです。すごいもんだなーと横から見ていて感心するばかりです。
友達ともオンラインでつながって
この学校に行き始めたのは6月で、1か月通学してすぐにまたオンラインに戻り長い夏休み、そして現在に至るので、またランチも話さず急いで食べなければならないので、まだこちらでの仲良しはなかなかできないようです。そのため学校から帰ってきてあそぶ友人は以前通っていたインターの子供たちです。インターの子供たちは数年で大体転校するので、今まで仲が良かった人たちも、それぞれが新しい学校に通えていなかったり慣れていなかったりで、結局また楽しく各々違う国からオンラインでつながって遊んでいます。ヨーロッパに引っ越した子は時差のためなかなか難しいとボヤしていましたが、幸いにも仲良しはいまアジア地域に集まっているらしく、学校から帰ってきても大騒ぎで楽しんでいるので、以前のように友だちの家と行き来できなくてかわいそうではありますが、まあこうやってオンラインでつながれるのはよかったなー、とほっとしています。
10月半ばから全面開校
今日学校からお知らせが来て、10月から全面的に開校し、今閉鎖しているスポーツ施設や食堂などもオープンらしいですが実現することを願っています。
今日は息子がアプリでタクシーを呼びつけてから家を出ようとする(アパートの高層階なので3分くらいかかります)ので、えらそうなことせずに玄関先まで行ってから呼べ、運転手さんを敬いなさい、と大喧嘩しました。子育ては難しいです。
つづき(2021年11月)
11月に入っていよいよ全面開校になりました。ほぼすべての施設が使われるようになり課外活動や体育の授業、食堂や売店もすべて再開です。その代わりに、食事の際の決まりや感染防止のプロトコールは厳しく、相変わらず2週間に一度の抗原テストの結果を学校に報告する義務があります。スクールバスも全面再開でほっと一安心です、このまま学校に通えることを願うのみです。
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