日本なら高校1年生、こちらでは10年生としてイギリス系のインターに編入した次男は、6月いっぱいは通学が可能となりタクシーで通学していました。日本ならそんな贅沢な、というところでしょうが他の通学生徒は全員個別の運転手か親が送迎していて、タクシーは相当目立ったようです。
まさかのスクールバス運休
次男は本来なら去年2020年3月にジャカルタに一緒に赴任するはずで、学校の手配もほぼできていました。ところが待機が長引くうちに義務教育年齢なので学校に行くようにと言われ、いきなり中学3年生となりました。それも卒業してしまい、仕方ないので今のインター校に掛け合い、赴任前ではあるが4月から編入させてもらい、オンライン授業に出るようになり、やっと5月末に赴任できました。6月からセカンダリー(7年から13年生)の生徒の半分は通学が可能となったのですが、スクールバスは採算も取れないので運行していませんでした。
タクシー通学という選択
みんなどうしているのかと思ったら、ほとんどが各家庭で雇った運転手による送迎で中には親が送迎しているケースもあるという感じでした。今までの赴任国では自分で運転していましたので、運転手を雇って子供を学校行かせることに抵抗もあり、子供と話し合った結果タクシーを使うことにしました。ジャカルタにはブルーバードタクシーというアプリできちんと管理された安心できるタクシー会社があったのでそれを使うことにしました。学校はジャカルタ郊外にあり、なんと高速使って40分はかかるのでもしこれが娘なら運転手雇ってましたが、息子もタクシーでやってみるというので試しに始めてみました。
前に通っていた学校ではタクシー通学はダメというルールがあったので、今回も許可するかどうか聞いてみたのですが、そんなケースはないらしく(笑)、特に承認手続きは必要ないということでした。タクシーをひとりで使うという選択は、実は前に通っていたヨルダンのインターで友人たちと遊ぶのに家を行き来するときにすでに使っていた、という理由が大きいです。Uberなどをひとりで予約して遊びに来る14歳の友人たちを見て、ほほー、もうそれができる年なのか、と親子ともども思ったのでした。
アプリを使って自分で管理
今回は母子で赴任しているので、携帯電話を持たせタクシーを呼ぶのもお金を払うのもすべて本人にさせました。一日目から、ひとりで行けるから大丈夫というので、結局は母の私は学校に行ったことがないまま現在にいたります。学校とのやり取りはすべてオンラインです、保護者面接も日々のやり取りも。子供はマレー語が多少はわかるので、インドネシア語もほんの少しわかりますが、とても会話にまでは至らず学校の場所を知らない運転手さんに苦労しつつ場所を伝えているようです。費用は一日約30万ルピア(2500円くらい)かかりますが、1年も待って日本語もあまりうまくないのにがんばって中3生をした次男にけちるわけにもいきません。タクシーアプリは運転手の名前や車の番号、値段もすべて表示されて安心で、6月いっぱい通ってトラブルはありませんでした。まあ本人はみんないい車が迎えに来てるのに、この真っ青なタクシー目立つんだよなー、とはぼやいておりました。
その後の感染爆発で通学は禁止のまま夏休みに突入してしまい、現在はまたオンラインで新学年がはじまりました。感染の状況もかなり改善してきているので、また通学がはじまりそうです。早くスクールバスの運行が始まることを願うのみです。が、今知りましたが、スクールバス代は年間約50万円とのことで、それなら休みの日は発生しなタクシー代の方がトータルなら安いくらいでは、、、、。
追記(2021・11・1)
来週からスクールバスの運行が始まるとアナウンスがありました、待ちに待った日の到来と思いきや。1年で45万円、タクシーと全然変わりません(休みの日は必要ないから)、そして以前よりも40分早く出ることに、、、、う、うーん、本当に喜ぶべきかどうか。おまけに事故が起こってもすべての医療費は親が出すという契約書にサインさせられる、何か腹立ってきましたー。
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