シノバックを親子で注射

ジャカルタつれづれ

16歳になったばかりの次男と二人でジャカルタで暮らしていますが、7月のすさまじいコロナ感染増大で多くの日本人が避難帰国しました。私たちは5月末に来て6月にやっとホテルの隔離から解放されたこともあり、また日本に帰ってそこで隔離、そしてまたこっちに来て隔離、は考えただけでうんざりだし、こちらはオンラインでなんでも購入できるとわかり帰国をやめ、お籠り生活を選びました。

それでも一日感染者が5万人を超える日が続き2000人以上が亡くなるのを見ていると、不安で早く注射の機会が来ないかなーと思っていました。そんなところへインドネシアの外務省によるサービスでシノバックの注射があるとのことで、ありがたく受けてきました。

この注射はあまり評判が芳しくなく、これが嫌だから帰国する人もいましたが、もうここジャカルタでは周りの人がどんどん感染していくのを見ている中で、シノバックであっても2回済ませていればブレークスルー感染で陽性になっても症状はほとんどなく、自宅隔離するだけで治る人が大勢いました。ですので、これならわざわざいろいろな困難を犯して日本に帰国しなくてもシノバックで十分と判断しました。

当日は外務省のテニスコートが会場で、暑いのを覚悟していきましたが結構風通しもよく、間隔を開けた椅子の配置など配慮もありよい感じで進みました。2回終わればインドネシアの接種証明のためのアプリに登録すればすでに証明書が発行されており、ああこれでショッピングもこどもの学校も問題なくできるなあ、とほっとしました。

子供の接種は何かと問題が起こったりしている中でシノバックは副反応もほとんどない、ということも16になったばかりの息子には安心材料でした。今回の接種は、外交官やそれに近い職種の人のための特別プログラムだったのですが、シノバックの接種は今やいろいろな場所でウォークインのサービスもあり、3回目の接種が解禁になればそちらに行こうかなと思っています。

スマホへのアプリもインストールさえすれば自動的に証明書も出てきて素晴らしいと思っていました。ところが問題が一つ。シノバックは日本では認定されていないワクチンなので、帰国しようとするとワクチンを接種していない人にカテゴリーされるそうです。ガーン、それなら日本でブースターとして認可ワクチン打つかなー、と思案しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました