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マレーシアで不妊治療
最近はマレーシアにわざわざ来て不妊治療をする人などもいると聞き、かなり前になりますが私の公立の機関を利用しての治療経験を紹介します。とはいえ、実は3回目の人工授精(治療を始めて3カ月)でさっさと妊娠してしまったので、高度な不妊治療を続けて苦しんでいる人からすると、そんなんで不妊治療というな、と言われそうですが、その短い期間の上に政府が提供している家族計画センター利用でとても安く治療ができたので、ここに紹介します。
保健省ではなく女性家族省が提供する不妊治療機関
その名もLPPKN(マレー語、リンクは以下)、日本語だと「人口、家族開発機構」、という感じです。なので不妊治療だけではなくいろんなことをしています。Chow Kitエリアに本部があるのですが、その名もそのままLPPKNです。この中にある不妊治療センターが入っているのですが、英語は普通に通じますし、なんといっても本当に安い、そして普通の公立病院に比べれば結構施設も整ったなんというか普通の日本の市民病院くらいのレベルの環境やサービスでした。それにいくら安いとはいっても薬やホルモン剤は普通に実費を徴収されるのでそんなに安くはなく、「いつまでかかるか見通しの立たない治療」であることから専門医による診療費や検査、人工授精に書かかる費用が安かったことには本当に精神的にも助けになりました。今の費用がどのくらいかお知らせしようとサイト見てみましたが、さすがは政府機関、超ざっくりで笑えましたが以下の通りです。
政府機関なので外人料金があって、マレーシア人の倍とはいっても専門医の診察費がたったのRM20(540円くらい)、私立と比べたらただのようなものです。費用が心配だけど相談してみたい方、セカンドオピニオンが欲しい方など一度予約を取って訪問されてみてはいかがでしょうか。場所は上のリンクからもすぐにわかると思いますがSOGOの近くです。
私の場合は20年近くも前なので参考にもならないかとは思いますが、卵管造影などの検査も別機関を通じて行い2カ月ほどの検査期間を経て、3カ月の治療中、卵子を成熟させるための注射など(おなかをつまんで自分で行う)、排卵誘発剤、葉酸などいろいろ飲むのでそれら薬代に1か月RM400くらい、人工授精が一回RM100、診察費が少し、という感じだったと思います。これが倍になっていても、私立病院と比べればかなり費用は抑えられるのではないでしょうか。
結局3回目の人工授精が成功して、双子の男女を授かりました。妊娠期間中もいろいろあって大変でしたが、それは次回に報告します。
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