ジャカルタでお気に入り三つのおいしいもの

日々のこと

世界の料理がそろうジャカルタでは、お金さえ出せばいろいろとおいしいものを食べることができます。しかしながら安価な食べ物については、正直なところ長年住んだマレーシアよりもおいしいと思えるものが少ない中で、これは絶対こちらがおいしいと思った3つのものを紹介します。

チレンブ芋

これは西ジャワ州でしか取れないらしい甘いサツマイモで、焼き芋にして食べるのが一番おいしいです。職場に通う途中のミニスーパーで焼き芋にした状態で買えるので、これを楽しみにして帰りに寄ると売り切れだったときの悲しみは計り知れません。。。よく見る中がオレンジのただのサツマイモなのに、燻し焼いた焦げ目のあるこの焼き芋のおいしさときたら。。。今まで食べたどんな焼き芋よりも甘く柔らかくおいしいのです。ぜひぜひお試しあれー。なお、これを一番おいしく食べるには、焼き芋でなければいけません。

アボガドジュース

25年くらい前にインドネシアを初めて訪れた時に、アボガドジュースという腹いっぱいになるジュースがあるから飲んでみなさい、といわれて初めて飲んだ衝撃の味とおいしさと腹持ちの良さ。普通のインドネシア料理の店に行けばオレンジジュースとかと並んで結構どこにでも普通にあるアボガドジュース、何やらチョコシロップを底に敷いてから緑色のどろっとした液体を流し込み、おしゃれに出てくることが多いです。昔と変わらず今もおいしいアボガドジュース、近年アボガドは糖質制限の強い味方としてもてはやされるようになりましたが、このジュースにはしっかりとシロップも入ってて甘くておいしいのです。

ガドガド

言わずと知れたインドネシアのピーナッツソース掛け野菜ミックス。とうふやゆで卵が入っていることも多いし、ごはんを塊にしたロントンというものをサイコロ状に切ってまぜたものもあり、そうなるとしっかり一食分のご飯になります。路上で売っているものでも十分においしく食べられますが、GADOGADOの素(少しの水で溶かすだけ)を買って家でゆで野菜に混ぜ込んでよく食べています。

番外編

インドネシアで驚いたのは、ジャガイモがとてもおいしいことです。中でもシンプルなポテトフライがどこで食べてもとてもおいしく、中年になってそんなものを注文してはいけない、と思いつつついオーダーしてしまう今日この頃です。

それから、テンペという納豆の臭くないバージョンみたいな食べ物がありますが、あれを薄くスライスしてオーブンで焼いたものはとてもヘルシーでおいしく、小腹がすいた時のおやつにピッタリです。

もういいだろうという感じですが最後に一つ。ナシバカールです。ココナツで炊いたご飯にチリと小魚を混ぜ込んでバナナの皮に包んで焼いたものです(私の知る範囲では)。いいにおいがしておいしく、職場の食堂などでそれがあると必ず選んで食べます。結構手間のかかる面倒なごはんですが、安くておいしいです。

最後に

1年半前にインドネシアにきてから、何を食べても大しておいしくないなーといつも思い、大いなる偏見をもって過ごしてきましたが、実は高いお金を出さなくてもいろいろとおいしいものがあることを発見しつつある今日この頃です。特に人件費が安いためか、手間がかかって家では面倒でとても作れないようなものも安く食べられるし、きれいにむいたパイナップルや様々なドライハーブや調味料もオンラインでいつでも安く購入でき、家での料理もバラエティが出て楽しむことができるようになってきました。

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